北斎富岳図2024年06月16日

 
 中日春秋によると、「尾州不二見原の図」は名古屋市中区富士見町からの絵図とありますが、確かに名古屋城、大須、別院、は熱田神宮へと連なる丘陵地の東側ですね。

識者の話によると、桶の中に見える山は富士山ではなく、南アルプス南端の聖岳だそうです。
3013㍍あり、かたちも似ています。

開発が進んだ土地に住む我々にはわかりませんが、昔の地形をイメージして眺めるのは夢のある絵図ですね。