鉄甲船2012年08月30日

 新聞小説「水軍遥かなり」に信長の鉄甲船のことが載っていますが、すべて鉄板で覆われていたのではなく、使用したのは吃水線上の入り枠部分だけが正解のようです。
 以前、雑誌「歴史街道」で見た覚えがあるので調べてみると、1989年9月号にイラストがありました!(^o^)/
http://kouchi.exblog.jp/2112420/

 黒漆を塗って燃え難くして、鉄甲ばりの船と宣伝したようですね。柿シブや茶のタンニンで赤錆を処理すると、鉄板が黒錆となり黒漆と見紛う、この技術は普及していました。
 当時の圧延技術では、薄い鉄板を大量に調達出来ないでしょうね・・それに重くて操船出来ない〜(^^; 歴史街道を読んだ当時は感嘆したのに・・・
http://www.kawazoe-takezai.com/nanbutetsu/index2.html